見える事例検討会「本人の年金で生活できるはずなのにできない」を開催しました

時:令和4年3月23日
場:もみじ館2階Mースタジオ

「本人の年金で生活できるはずなのにできない」事例ということで担当ケアマネさんより提供して頂きました。対象者は軽度認知症のある女性Oさん、キーパーソンは息子さん。本来ならOさんの年金で十分生活できるはずなのに息子さんが年金を使っていたそうで、それで施設への料金の支払いが滞納しているとのことでした。会場からの意見や情報を重ねていく中で分かってきたことは、ご本人が自宅で元気に生活していた時にも息子さんへ経済面で支援をしていたこと、コロナ禍における息子さんの就労・経済状況のこと、疎遠になっている娘さんのこと、息子さんのOさんに対する優しい想いなどでした。毎回感じることは課題は一つだけではなく様々な要因が重なり連鎖しているということ。今回の事例もそれを強く感じるものでした。

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