見える事例検討会

令和7年7月16日(水)
場所:内原市民センター

【タイトル】
認知機能に障害のあるご夫婦と、そのご両親を支えるえる娘さんへの支援について

進行性の神経変性疾患と認知機能障害があるAさん(74歳)は、なぜか進行性の病気の薬だけ自分で調整してしまい、飲みません。

また、自分が動くのが大変だからと夫にあれこれ指示してやらせますが、夫も認知症があるため指示通りにできず、それに対してイライラするAさんは夫に対して強く当たってしまいます。

そして、生活を支える介護サービスもAさんの考えで予定を頻回に変更してしまうため、周囲が振り回されてしまっている様子。

お子さんは2人。次女には障害があり現在は施設へ入所中、Aさん夫婦と次女への支援の全てを長女が担っていますが、Aさんの長女に対する当たりが強いため、周囲に相談する人があまりいない長女にとって精神的な負担が大きくなっています。

ケアマネジャーは、
①進行性の病気の薬だけ自己判断で服用を調整し、飲まないことがある。
②経済的な不安(サービスが増やせない)がある。
③長女が家族のこと一切を担っており、負担が大きいがそれを相談できる相手がいない。
の、3点について心配しているとのことでした。

今回も、様々な分野の専門職の方々から、解決の糸口になる質問や意見の他、斬新なアイデアが数多くあげられました。その中から『Aさんの攻撃的な言動の疾患との関係性について担当医へ相談する』、『Aさんの夫の健康状態の維持』、長女にも主夫婦にとっても支えになると思われる『訪問看護等医療系サービスの導入』の3つがアクションプランとなりました。

事例提供者であるケアマネジャーからは、「医療系サービスの必要性は感じていたが、経済的な心配から、Aさん夫婦の生活を支えるサービスを優先していた。やはり、医療系サービスが入れられるよう、早速、長女さんへ相談しながらサービスの見直しをしようと思う」との感想を述べられました。

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