5月14日(水)場所:内原市民センター
1人暮らしの80代、要介護2の認定を受けているAさん。ご主人は1年前に病気で他界。遠方に住む娘さんが月1回程度様子を見に訪問している。
Aさんは少し物忘れがあり、専門病院で薬の処方を受けていましたが、服薬管理がなかなかできないため薬の処方が一旦中止。内科からも薬の処方がありましたが飲み忘れがある状況。日常生活はは家事は何とか自立、入浴はできているのかどうか不明。お金の管理が難しく、お金があると、あるだけ使ってしまう。ここ最近は給湯器の点検詐欺に遭いそうなるなど、心配な出来事が増えてきているため、そういったトラブルに遭わないためにはどうすればいいか?どのように支援すればいいか?ということで、担当のケアマネジャーより事例提供がありました。
<困っていること>
①金銭管理ができない(散財しすぎてしまう)
②消費者トラブル(訪問販売)に遭わないようにしたい
③デイに通って他者と交流したり入浴をしてほしい(娘さんの希望)
金銭管理については、日常生活自立支援事業や成年後見制度の提案、薬については飲み忘れ防止のための管理BOXの紹介やヘルパーによる服薬支援の提案など、沢山の解決策が挙がりました。最後に提供者のケアマネジャーから「専門病院だけにこだわらず、もともとの主治医との連携をまず大切にしようと思う。様々な気づきを得ることができた」と話がありました。
