「困った時のケアマネ頼み!」

妻からの相談

85歳の夫が大腸の病気で入院・手術をして人工肛門を造設することになった。退院後は自宅で介護したいと思っているが、人工肛門のケアをする自信がないのでどうしたらいいか困っている。介護保険は申請しているが、私ができなければどこか施設へ入れるしかないのかしら。

突然のことでさぞ心配なことでしょうね。高齢のご夫妻での生活。退院後、ご自宅で安心して生活をする方法の一つをご提案させていただきます。まず、人工肛門の管理や食事など療養上のアドバイスを頂ける訪問看護の利用はどうでしょう。主治医の指示のもと対応してくれます。

病状管理と共に体調管理、ご家族の様子にも気を配ってくれます。週に1~2回の定期訪問の他に緊急時の相談や訪問もお願いできます。自宅での入浴が難しい時は、通所系サービスで対応もできますし、リハビリも同時に受けることができます。ご本人には気分転換に、ご家族にはホッとできる時間にもなるでしょう。立ったり座ったり、ちょっとした段差の上がり下り、ふらついて転倒の心配があればレンタル品の活用や、住宅改修、福祉用具の購入なども相談できます。

まずはご自宅での生活を始めてみて、難しいようであればその先に施設入所の相談もできます。まずはご相談ください。

<支援のポイント>

  • 医療系サービスの導入でご本人やご家族に安心感を持って頂くこと
  • 介護者が高齢なので心身の負担を軽くすること
居宅介護支援事業所つまさと
介護支援専門員 渡邉 和恵
トップに戻る